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近畿地方の世界遺産数を知る:姫路城と百舌鳥古墳の歴史的魅力

日本の近畿地方にある有名な世界遺産のコラージュ画像。姫路城、百舌鳥・古市古墳群の古代の墳墓、京都の寺院、奈良の神社が含まれ、これらの遺産の歴史的および文化的な豊かさが表現されています。各遺産の独特な建築様式と美しい風景が強調されています。 日本の世界遺産

日本が誇る世界遺産の中で、歴史的な背景を含めて注目されている歴史的建造物が近畿地方にあります。
それは、兵庫県の姫路城、大阪府の百舌鳥・古市古墳群の2つです。

日本文化発祥の時代から令和の現代まで、近畿地方は文化の中心地というのは間違いありません。
今回は、歴史的な背景に触れさせていただきながら、2つの世界遺産を紹介させていただきます。

 

近畿地方にある代表的な世界遺産の数とその詳細
姫路城と百舌鳥・古市古墳群の歴史的背景と文化的価値
近畿地方に点在する他の主要な世界遺産の一覧と特徴
各世界遺産の登録基準とその評価ポイント

近畿地方の世界遺産数と歴史的建造物の魅力

近畿地方は、九州地方から始まったとされる倭国が周辺の有力者と同盟や支配を重ねて規模を拡大し、ヤマト王権の中心になった地域とされています。

近畿地方は歴史的建造物の宝庫

穏やかな天候と、他の地域との玄関口になる海に恵まれた近畿地方は、弥生時代から徳川幕府が長期政権を納める江戸時代まで、政治と経済の中心として栄えてきました。

江戸時代初期までの日本国内では、西の地域ほど文化が発展していたため、近畿地方には歴史的建造物が数多く残されています。

近畿地方の世界遺産一覧

近畿地方には、多くの世界遺産が存在しています。
まず、京都府の「古都京都の文化財」はその代表例です。

京都市、宇治市、大津市にまたがるこの世界遺産は、17の構成資産から成り立っており、平安時代から江戸時代にかけての日本の文化と歴史を物語る建築物や庭園が含まれています。
具体的には、清水寺、金閣寺、銀閣寺、二条城などがその一部です。これらの寺院や城郭は、訪れる人々に日本の伝統的な建築美を見せつけます。

金閣寺はその美しい建築と池に映る姿で、訪れる人々に平和と歴史を感じさせます。

次に、大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」が挙げられます。
この古墳群は、古墳時代に築かれた大規模な古墳の集合体で、堺市の百舌鳥エリアと羽曳野市・藤井寺市の古市エリアに広がっています。
仁徳天皇陵古墳(大仙陵古墳)や応神天皇陵古墳(誉田御廟山古墳)といった巨大な前方後円墳が特徴で、これらの古墳は古代日本の政治的・文化的中心地としての近畿地方の重要性を示しています。

奈良県には、「古都奈良の文化財」として知られる世界遺産があります。
ここには、東大寺の大仏殿や興福寺の五重塔、春日大社の社殿などが含まれ、奈良時代から続く歴史的建造物が数多く残されています。
特に東大寺の大仏は、奈良時代の仏教文化の象徴として、国内外から多くの観光客を惹きつけています。

東大寺の大仏殿は巨大なブロンズ製の仏像を収める、日本の仏教文化の象徴です。

また、和歌山県の「紀伊山地の霊場と参詣道」も忘れてはなりません。
この世界遺産は、吉野・大峯、熊野三山、高野山の3つの霊場と、それらを結ぶ参詣道から構成されており、古くからの修行と巡礼の文化が息づいています。
特に熊野古道は、美しい自然の中を歩くことができ、歴史的な景観と共に、訪れる人々に深い感動を与えます。

このように、近畿地方には、京都、大阪、奈良、和歌山といった各府県に多様な世界遺産が点在しており、それぞれが日本の歴史と文化を色濃く反映しています。
訪れる人々は、古代から続く日本の文化遺産を通じて、過去の日本に思いを馳せることができるでしょう。

大阪府と兵庫県が誇る日本の歴史を証明する世界遺産

近畿地方の歴史的建造物の中で、世界から注目されている兵庫県の姫路城、大阪府の百舌鳥・古市古墳群に絞って2つの世界遺産を紹介させていただきます。

どちらも世界遺産の認定を受け、世界が認める日本の歴史を証明する建造物です。

姫路城

英語表記)Himeji-jo
登録区分)文化遺産
登録年)1993年
登録基準)(1), (4)
国内の登録順位)No.2

姫路城は、白く塗られた美しい佇まいから白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)とも呼ばれる日本を代表する城郭です。

兵庫県姫路市に姫路城を築いたのは、戦国時代の名軍師として名高い黒田官兵衛の父 職隆と祖父重隆 とされています。

室町時代から戦国時代にかけて、姫路市一帯は播磨(はりま)と呼ばれ、中小規模の勢力がひしめき合う地域でした。

姫路城が建設されたのは1300年代とされ、姫路市周辺の支配を競い合っていた小寺氏と赤松氏の間で城主が変わっています。

当時の姫路城は、大きな住宅程度だったことされています。

現在の規模に近づいたのは、小寺氏に使えていた黒田氏に変わってからです。

黒田官兵衛の祖父 重隆は、小寺氏から姫路城を譲られると、堀と壁の大規模改修工事に取り掛かります。

おおよそ5年の期間で、現在の最も内側の堀くらいの城郭に生まれ変わった姫路城は、織田信長の勢力に仕えた黒田官兵衛によって、大規模な堀と石垣の城が完成したとされています。

姫路城は、文化遺産の基準の2つの項目で登録されています。

1.人類の創造的才能を表現する傑作では、白漆喰の城壁の美しさ、政治、軍事、生活の機能を兼ね備えた実用的機能が評価されています。
4.人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式では、「日本の木造城郭建築の最高点」として歴史的な証明(真正性)が残されており、日本国内のお城の中で最も高い評価を得ています。

姫路城はその白く美しい城壁と歴史的な価値で知られています。

百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群

英語表記)Mozu-Furuichi Kofun Group: Mounded Tombs of Ancient Japan
登録区分)文化遺産
登録年)2019年
登録基準)(3), (4)
国内の登録順位)No.23

百舌鳥・古市古墳群は、大阪府内にある45件49基の古墳の集まりです。

古墳は、3世紀半ばの弥生時代から7世紀頃の飛鳥時代のにかけての有力者のお墓です。

特に、皇族を含む地域の有力者によって盛んに古墳が築かれた弥生時代後期から4世紀にかけては、古墳時代と呼ばれています。

百舌鳥・古市古墳群は、堺市、羽曳野市、藤井寺市の3つの自治体にかけて広がっており、堺市側を百舌鳥エリア、羽曳野市と藤井寺市側を古市エリアとしています。

堺市側の百舌鳥エリアでは、仁徳天皇が奉られる大仙陵古墳(だいせんりょうこふん)が最も大規模です。

古市エリアでは、応神天皇が奉られる誉田御廟山古墳(こんだごびょうやまこふん)があり、どち
らも大規模な前方後円墳です。

百舌鳥・古市古墳群は、文化遺産の基準の2つの項目で登録されています。

3.現存または消滅した文化的伝統、または文明の唯一、少なくとも稀な証拠では、4世紀後半~5世紀後半にかけての日本固有の文化という評価を受けています。
4.人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式では、古墳の様式と規模の違いが後の時代
の皇族の墓形に受け継がれ、埋葬の伝統を証明する土製建造物として評価を受けています。

百舌鳥・古市古墳群は古代日本の歴史的遺産であり、独特の鍵穴形の墳墓が特徴です。

世界遺産検定の例題

Q1.( )に当てはまる用語を選びなさい。世界遺産検定4級 『姫路城』の修復では、文化的伝統を受け継いでいるという( )の考え方が重視されている。

1. 完全性
2. 真正性
3. 文化性
4. 単一性

答え:(2)真正性

Q2.( )に当てはまる用語を選びなさい。世界遺産検定4級 『百舌鳥・古市古墳群』には、日本最大の前方後円墳である( )陵が含まれる。

1.仁徳天皇
2.天智天皇
3.天武天皇
4.桓武天皇

答え:(1)仁徳天皇

 

兵庫県の姫路城は、戦国時代の名軍師 黒田官兵衛の一族が建築に携わり「日本の木造城郭建築の最高点」として、日本国内では2番目の早さで世界遺産に登録されています。

大阪府の百舌鳥・古市古墳群は、仁徳天皇が奉られる大仙陵古墳、応神天皇が奉られる誉田御廟山古墳と大規模な古墳を中心に45件49基の古墳の集まりが世界遺産に登録されています。
近畿地方は歴史的な背景から、他の地域に比べ歴史的建造物が数多く残る貴重な地域です。

世界遺産検定では、どちらの世界遺産も出題されているため、建造された背景も含めて覚えておきたいですね。

まとめ

  • 近畿地方には多くの世界遺産が存在する
  • 京都府の「古都京都の文化財」が代表例である
  • 京都市、宇治市、大津市にわたって登録されている
  • 清水寺、金閣寺、銀閣寺、二条城が含まれている
  • 大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」がある
  • 百舌鳥エリアと古市エリアに分かれている
  • 仁徳天皇陵古墳(大仙陵古墳)が最も大規模である
  • 奈良県には「古都奈良の文化財」がある
  • 東大寺の大仏殿や興福寺の五重塔が含まれている
  • 和歌山県の「紀伊山地の霊場と参詣道」がある
  • 吉野・大峯、熊野三山、高野山が含まれている
  • 兵庫県の姫路城は白鷺城とも呼ばれる
  • 姫路城は文化遺産の基準(1)と(4)で登録されている
  • 百舌鳥・古市古墳群は文化遺産の基準(3)と(4)で登録されている
  • 近畿地方は日本の文化の中心地である
 
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